初の冬ソロ野営キャンプ ~その3・最終話~

じゅん♂

2020年02月09日 17:06

氷点下の気温の中、ぬくぬくとハンモックで眠れた翌朝。

コーヒーを淹れ、ノンビリしながら焚き火に当たる。

まだ気温は0度。

しかし、それほど寒くは感じなかった。

焚火をやや大きめに燃やしている。

そうすると、リフレクターの効果もハッキリと感じられる。


8時を過ぎ、身体も温まってきて動き出す。

と言っても朝食(笑)

簡単に目玉焼きにウインナー。


あ、今回、グリルパンに皮の取っ手を作りました。

余ってた材料で作れたので。(必要性は感じていませんでしたがw)




簡単に朝食を済ませたら、本格的に行動開始です。


まずはYの字の枝を探す。

あたりは杉とヒノキばかりなので、なかなかY字の枝が少ない。

あっても、細くてすぐ折れてしまう。

それでも2~3分後には見つけた。

ついでに、比較的まっすぐな部分を持つ枝も見つけ、表皮をそぐように削る。




これがやりたかった(笑)

ベーコンを干すように吊るす。

焚火で乾かすように燻す。

あ・・・・ちなみに、朝からのこぎり使いたくないので横着な薪が一本混ざってますが、お気になさらず(笑)


9時頃になって、やっと自分のエリアにも陽の光がやってきました。



一気に暖かくなってきます。

やはり太陽って偉大ですね~。

小一時間ほどで、ベーコンも縮んできました。



9枚吊るしてあったベーコンが8枚になってますが(笑)


お昼にこれをつまみながら、ラーメンでも食べて帰ろうと思っていたんですが・・・・・

このベーコンが不味い!

燻され過ぎたようです。

そもそもベーコン自体既に燻製ですしね(笑)


30㎝程の深さまで穴掘って、埋めました。

だって、不味いんだもの。。。。。



実は何とか写真撮ってますが、スマホ自体、圏外なので電話やネットは使えません。

カメラと時計くらいの機能しか使えてませんが、それでも電池は減ります。

寝るときに、バッテリーチャージャーにつないでから寝たんですが、一切充電されていませんでした。

どうやら気温が低すぎたのが原因のようです。

つないだまま、ポケットに入れておくと充電できましたが、普段ではありえない事態なので一瞬焦りましたねぇ~(笑)



ノンビリ、残りの焚火の面倒を見つつ、撤収作業。

11時45分 撤収完了して歩きだす。

結局、昼食は食べずに終了です。

12時15分 車に戻る。

無事生還!(笑)

10分ほど車を走らせると、ポケットに入っているスマホにショートメールの着信音。

電波をとらえたようです。

そのまま車を走らせ、広い通りに出たところで停車。

スマホをチェック。

一気にLINEだの着信履歴だのと送られてきてました(笑)

一気に現実世界に戻されます。



たった一晩、24時間孤独になっただけなんですが、すごく気分が良かった。

自分にはこういう時間が必要なんだと改めて思わされました。



長々とお付き合いありがとうございます!(笑)






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